小学生の頃からシャーロキアンであります!
12日に封切られた、映画「シャーロック・ホームズ」見て来ました♪
シャーロックは名探偵です。
性格は偏屈でイヤミったらしい皮肉屋。下宿の壁に銃弾をぶっ放す、傍若無人を極めた変人。
…およそ友達にはなりたくありません。
けれど、ひとたび依頼を受ければ、スコットランドヤードもお手上げの難事件も、パイプをくゆらせながら容易く解決!
かっこええ♪
シャーロックの武器は特殊能力でも天才的な思い付きでもありません。
論理で満ち満ちた脳髄。
卓越した観察眼。
幅の広い知識量。
そしてそして、地を這いつくばって手がかりを探し出す脚の捜査です。
まさに正統派アブダクション!
昨今の変則的な探偵役には無い魅力で溢れております。
ミステリにハマった原点でもありますし、
多分私の中の「カッコイイ」の理想像なんだと思います。
マンガアニメのキャラでも、熱血主人公よりは知能派が好きだったりしますし。
小学生の頃は、
「もっとワトスン君に優しくしろよ。なんでそんな小莫迦にしてんだよ」
とか思ってたものですが、
「わざと難のある性格にしたほうが面白い」というのは、自分で話を作るようになってからよーく理解できました。
アーサー・コナン・ドイルの人物造形には脱帽です。
そんな皮肉屋シャーロックと、原作と比べるとやたら攻撃的なワトスン医師の、小気味良い掛け合いが楽しい映画版。
絶対がっくり来るだろうなーと思いながら観に行ったのですが、意外にも満足しました♪
ロバート・ダウニー・Jr扮するシャーロックは、コミカルにドジ踏みながら事件解決に奔走します。
そして何故か超強いです。肉体派です。
…いや、原作でも強いんだけどさ…最早アクションヒーロー…。
いえいえ、ハリウッド映画にするんだから、そのくらいのほうが場面的には面白かったんですけど。
ジュード・ロウはワトスン医師をきっちり演じてました!流石うまい!
こっちも武闘派で超絶強いんですけど…。
神経質な元軍人医師。
原作の「語り部」ポジションを離れて、シャーロックの右腕として獅子奮迅の大活躍です。
正直このコンビのラブラブっぷりを延々2時間半見るための映画だなーと思いました。
私が腐女子だったら歓喜してると思います。
事件のトリックはとてもお粗末でミステリ映画としては3流以下ですが、
テンポよく進んで、2時間半を短く感じるくらいの勢いがあります。
エンタメ映画としては、成功してる感じ。(シャーロックド素人の相方と行きましたが、面白かったと言ってましたし♪)
しかも黒幕はあのおカタ…♪
ファン映画だなぁ、と思います。
それにしても、フジコちゃん的に登場するアイリーン・アドラーは、原作っきりのイイキャラにしといてくれよ…って思うのは、私だけですかね…。
色々原作とは違いましたが、このホームズ&ワトスンもっと見たい!と思わせる、いい作品でありました♪
DVD出たら買います♪
そしてそして続編も製作決定とか。
やっほい♪
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