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HACO

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ずっと観たいと思ってた「ウォッチメン」借りて来ました。

≪あらすじ≫

時は1985年。
冷戦の中、核戦争も近いのでは…と囁かれる暗い時世。

そんな中、奇抜な服装で正体を隠して戦うスーパーヒーロー集団(というより唯の自警団)「ウォッチメン」。
しかし、大統領のヒーロー禁止条例によって、今は開店休業状態。

「ウォッチメン」のひとりが何者かに殺害されるという事件をきっかけに、大きな計画が動き始める…。

そんなお話。

≪感想≫

えーと…。
何なのでしょう、この映画。

まずエンタメ的には成功してると思います。
ヒーローたちの現在と過去が交錯する構成は、三時間というフィルムの長さを感じさせないくらい上手いです。
途中で挿し込まれるアクションとか、ショッキングシーンなんかもスリリングで、一役買ってます。

それから、ユニークな発想と、面白い着地点。
最近のアメリカンヒーローは「ヒーローとはなんぞや」で苦悩してることが多いのですが(スパイダーマンとかバットマンとか)、
「ウォッチメン」の彼らはそういう苦悩から突き抜けて、新しいヒーロー像を提示していて、面白かったです。

ヒーロー達が本当に人間くさくて、
色んな悩みを抱えてるとこも良かったです。

ですが!
色々「この展開はないだろう…」的なシーンも満載で、
結構重苦しいヒーロー苦悩映画を想定してただけに拍子抜けでした。

とりあえず、コスチューム着ながら半裸で情事に及ぶのはやめてください…。
とある人が地球に戻ってくる理由も「えぇー…。それで戻るの?戻っちゃうの??」って感じだったし。
黒幕の人も説明口調でネタばらししちゃうし。
そもそもヒロインさん、ビッチすぎやしないですか…。

「もしかしてこれは、面白半分のネタ映画なんだろうか…」って本気で考え込みました。

人間くさく苦悩するメンバーをよそに、ひとり正義を貫いていたのが、語り部である「ロールシャッハ」。
覆面に顔を隠した小柄なヒーローです。
悪に微塵の容赦もしない、行きすぎた正義を掲げる彼ですが、
コイツが一番マトモでした!(断言)

ていうかカッコよかったです。
好きです。
目的のために、どこまでも過激になるキャラは好きです。

といっても完全にクール&クレイジーなわけではなくて。
南極なのにコート一着なのを突っ込まれても、「このままでいいっ!」って強がったり(その後寒そうにえりあしを合わせてました)
バトルシークエンスで吹っ飛ばされるたびに、飛んで行った帽子を律儀に被り直したり。

…可愛いです♪

彼の刑務所でのクレイジーさは光っていました。
「ダークナイト」のジョーカーには負けますけれど。

色々文句言いましたが、
この映画のラストシーンは最高に秀逸です。
思わず「うぉおお!」って胸が熱くなりました。

終わり良ければすべて良しということで、結構満足しています♪
「ウォッチメン」オススメです!
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